妊娠中の方の腰痛、股関節の痛み③

西新井の整体院、整体空間sheep'sの元田です。

いつも当店のブログをご覧いただきましてありがとうございます。

前回のブログの続きです。

7か月の妊婦さんで、強い腰痛と股関節の痛みでお困りのお客様、

いよいよ痛みのある左股関節周囲に直接アプローチしていきました。

このお客様はかなり関節可動域に制限があり、痛みも強いので、関節や周囲の組織に極力負担をかけないように、皮膚から整えるテクニックを使いました。

「えっ、関節が動かないのに皮膚をいじくったところで良くなるわけないじゃん」

と思う方も多いでしょう。

しかし、関節が動くときには必ず皮膚も一緒に動きます。

筋肉の膜（筋膜）、皮下脂肪の上で、皮膚が正常に動くことで、関節も正常な動きができるのです。

しかし、悪い姿勢や身体が歪んで状態が続くと、関節や筋肉だけでなく皮膚も固くなってしまいます。

そのため、逆に固くなった皮膚からアプローチして関節の正常な状態に近づけていくことも可能なのです。

皮膚から股関節周囲を柔らかくしたことにより、股関節を外へ捻る（外旋）可動域はかなり改善しました。

その後立ち上がって頂き、左脚に体重をかけたところ痛みはかなり軽減して、最初の2割くらいになりました。

この時点で歩行による痛みはほぼありません。

無理に身体に負担の強い矯正を行わなくてもかなり症状が改善できました。

この時点で腰に対しては直接アプローチしていませんが、前屈も60°くらいまでできるようになっていました。

しかし、まだ痛みが残っている状態です。

次は腰痛を改善するための施術です。

腰痛に対する施術も、いきなり腰にアプローチせずに腰椎より上にある胸椎や肋骨の動きから整えていってかなり改善したのですが、

長くなりましたので、次のブログに続きます。

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