腰痛と骨盤矯正
西新井の整体院、整体空間sheep'sの元田です。
いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。
先日「腰が痛いので骨盤矯正をしてほしい」とおっしゃって飛び込みでお客様がいらっしゃいました。その時以下のようなやりとりがありました。
お客様「骨盤矯正ってバキバキってやって腰痛を治してくれるんでしょ?」
私「基本的にはバキバキと音を鳴らすような矯正は行いませんよ。お身体の状態を調べつつ、安心安全かつ効果的な矯正を行います。バキバキと音がなった=関節が治ったということではありません。勢いをつけて音をならしたりしなくてもしっかり整えられますし、安全で効果的な矯正を行えますよ。」
お客様「バキバキしてくれないと治るわけないじゃん。ここは矯正はできなくてただのマッサージってこと?」
私「お客様、恐れ入りますがそれは違います。少し当店の施術についてご説明させていただいてもよろしいで……」
お客様「(かぶせ気味に)もういいや帰る」
今回の件でお客様が悪いとは思いません。むしろもっと簡潔にわかりやすくご説明してご納得頂くスキルが自分にあれば、施術前にお帰りになることもなかったかもしれません。
しかし、今日のブログで書きたかったことの本質はそこではなくて、
世の中の多くの方が、整体や骨盤矯正を「バキバキ音をならす施術」と認識していることに改めて気づいたということです。
もちろん音がなる矯正(スラスト法などと呼ばれる)を一概に否定するわけではありません。施術者とお客様との信頼関係がしっかり築けていて、お客様がリラックスした状態で正しい方向、タイミング、力加減で矯正すれば安全で効果的なスラスト法による矯正が可能です。しかし、現在厚生労働省通達でスラスト法は原則として禁忌となっています。
禁忌となっている理由は
「失敗するととても危ないから」です。筋組織や腱、靭帯の損傷などのリスクがあります。また、首にスラスト法を用いた場合は神経を傷つけたり脳梗塞のリスクが高まるとも言われています。
そもそも関節がバキバキとなるメカニズムはまだ解明されていません。最も有力な説は関節内の気泡がはじける音だと言われています。
確実に言えることは
「矯正をしてバキバキと音がなった」=「骨が正しい状態に治った」
という認識は誤りであるということです。
関節の動きやバランスに影響を与えるのは筋肉、靭帯、神経、骨、皮膚など様々な要素があります。整体では、お身体の状態を調べてそれぞれの組織がうまく連動して正常な働きができるように手を使って働きかけていきます。その手法としてお身体を手や指で押してみたり、優しく引っ張ってみたり、ストレッチをしたり、運動療法を用いたり、時にはテーピングをしたりもします。世の中には非常に多くの手技療法が存在します。
当店では、
・お客様のお身体の状態にあっていること
・安心安全であること
・効果が高いこと
を大切にしています。
そのため危険性があるスラスト法は行いません。スラスト法を使わなくても効果の高い施術は可能です。
肩こり、腰痛、膝の痛み、頭痛、全身疲労などでお悩みの方は是非、安心安全で効果の高い整体空間sheep'sをご利用下さいませ。
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